ほうせんか

「君想う  爪を染めし  鳳仙花」

赤 

ピンク

と、


色とりどりの鳳仙花


風に揺られて

ぷるぷると

そよぐ  姿

愛くるしい。




「君想う 爪を染めし 鳳仙花」


マニキュア   塗るたび

思いだす。


どんな気持ちで詠んだのか



見知らぬ

亡き人の

淡き想い出   

胸 宿る。